ひょうご次世代産業高度化プロジェクト推進協議会

プロジェクトについて

1.プロジェクトについて

 兵庫県では、「ひょうご経済・雇用活性化プラン」に基づき、今後成長が期待される次世代産業分野(AI・IoT、航空・宇宙、ロボット、環境・エネルギー、健康・医療等)を対象に「兵庫県次世代産業雇用創造プロジェクト(H27~H29)」、「ひょうご次世代産業高度化プロジェクト(H30~R2)」による支援を実施し、県内企業の次世代産業分野への進出促進、技術力の高度化等により、安定した雇用の創出に取り組んできました。

 令和3年度からは、引き続き次世代産業分野を対象にデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進を図る「ひょうご次世代産業DX導入・人材育成プロジェクト」、新型コロナウイルス感染症の影響により需要の減少など大きな影響を受けている製造業を対象とした「ひょうごものづくり企業多角化促進・人材育成プロジェクト」、この2つのプロジェクトの総称を「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」(R3~R5)とし実施していきます。

 プロジェクトを通じて、本県産業の生産性・競争力の向上や多角化による受注機会の増により新たな雇用機会を確保するとともに、DX推進による業務の見直し等を進めることにより良質な雇用の創出を図ります。

 

概要

  ひょうご次世代産業
DX導入・人材育成プロジェクト
ひょうごものづくり企業
多角化促進・人材育成プロジェクト
事業概要 次世代産業分野において生産性・競争力の向上による労働力需要の増大と業務の見直し等が期待できるデジタル・トランスフォーメーション(DX)を導入するための支援を実施。 ものづくり企業に対して、複数分野の受注に対応できる多角的な事業展開への支援を実施するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う離職者等に対して、合同企業説明会などを実施。
対象分野 次世代産業分野
(AI・IoT、航空・宇宙、ロボット、環境・エネルギー、健康・医療)
製造業
(日本標準産業分類「中分類」で定める)
対象業種 家具・装備品製造業(13)、化学工業(16)、プラスチック製品製造業(18)、ゴム製品製造業(19)、窯業・土石製品製造業(21)、鉄鋼業(22)、非鉄金属製造業(23)、金属製品製造業(24)、はん用機械器具製造業(25)、生産用機械器具製造業(26)、業務用機械器具製造業(27)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(28)、電気機械器具製造業(29)、情報通信機械器具製造業(30)、輸送用機械器具製造業(31)、情報サービス業(39)、インターネット付随サービス業(40)、技術サービス業(74) 左記に、
食料品製造業(09)、飲料・たばこ・飼料製造業(10)、繊維工業(11)、木材・木製品製造業(12)、パルプ・紙・紙加工品製造業(14)、印刷・同関連業(15)、石油製品・石炭製品製造業(17)、なめし革・同製品・毛皮製造業(20)、その他の製造業(32)を加え、(39)・(40)・(74)を除く
主な取組 ・セミナー・講習会の開催
・相談支援(相談窓口・相談員派遣)
・専門家派遣(技術指導・コンサル)
・社内人材育成研修の開催
・セミナー・講習会の開催
・相談支援(相談窓口・相談員派遣)
・専門家派遣(技術指導・コンサル)
・社内人材育成研修の開催
・合同企業説明会の開催

※厚生労働省からの補助金により事業を実施。その性質上、人件費、ロボット導入費、出展費、試作・開発費、人材育成費等の補助事業は廃止となり、コンサル等の専門家派遣や研修の開催等、人材育成への支援を充実。

2.プロジェクトの実施体制

当プロジェクトを推進するため、兵庫県、神戸市、経済団体、労働団体、産業支援機関、教育・研究機関、国の機関(兵庫労働局、近畿経済産業局)で構成する「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト推進協議会」を設立しました。